「浦安の海苔」の収穫開始

船上海苔採りなどイベントも

 寒風をついて、浦安沖の三番瀬で養殖された「浦安の海苔」の収穫が始まった。船上から海苔採りの見学や味見が体験できるイベントが1月中から始まる。

 浦安の海苔養殖は明治時代に始まり、上質の海苔がたくさん採れたが、漁場の埋め立てなどで昭和4年、漁業権を放棄し、海苔養殖はピリオドを打った。
 平成13年に市郷土博物館開館を機に三番瀬で「浦安の海苔」の養殖が復活した。昔の漁業を知ったり、海苔養殖の研究をしたりなどの目的で、博物館がボランティアグループ「もやいの会」や南行徳漁業協同組合の協力で養殖を続けている。

三番瀬の海苔漁場観察

三番瀬の海苔漁場観察はもやい船で回る。後方は美浜、入船のマンション群=郷土博物館提供

 海苔養殖は9月に海中に海苔柵の支柱となる竹を立てる「棒立て」で始まる。三番瀬には約100本の支柱が立てられた。支柱に海苔網を取り付け、そこに種付けし育つのを待つ。
 毎週のように博物館職員やもやいの会員たちは、もやい船で海苔漁場を回り、海苔網のたるみ具合や種の育ち方などを観察。こうして育った海苔は1月から収穫開始。今年の収穫量は海苔換算で数千枚。
 海苔の収穫は真冬の時期、手で摘み取るので、その冷たさといったら…。漁場も狭く、収穫量も少なく販売もしていないが「いい海苔が採れたときの喜びは言葉に代えられない」(郷土博物館主任学芸員、井口周作さん)という。

「三番瀬の海苔を知る」収穫に参加しては

 1月17日9時~11時、市郷土博物館。海苔ができるまで、海苔すき体験。1人3枚まで海苔を持ち帰れる。
 同18日8時半~正午(荒天時2月15日)。船で三番瀬の海苔収穫を見学。
 同24日10時~13時、日の出公民館。海苔主役の料理に挑戦など。
18歳以上の市民20人。費用1000円。申込は同12日までに同公民館へ往復葉書で郵送か、官製葉書を持参。市HPへ。
 (問)郷土博物館 305・4300、日の出公民館 でんわ355・8831


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