行政

「浦安っ子」は読書好き 月に4冊以上6割、国語力もUP

 浦安の子供は読書好き― こんな調査結果がこのほどまとまった。市教育研究センターの「読書に関する調査」で明らかになった。読書習慣のある子供の学力(国語)は高いという。本好きの子供が多いのは、図書館や小学校、幼稚園で読み聞かせや読書の講座が盛んな結果を反映しているようだ。

 調査は小学校4年生、中学校2年生を対象に行われた。26年度の調査結果によると、小学校4年生では1か月に4冊以上の本(漫画、雑誌は除く)を読むのは58.2%で、全国平均の53%を5ポイント上回る。2~3冊は24.2%(全国平均26.5%)、1冊くらいは10.4%(同12.5%)。読まないは7.2%で、これは全国平均の7.6%を下回っている。中学校2年生を対象にした調査結果も同じような傾向だという。

読み聞かせ

読み聞かせに熱心に耳を傾ける子供たち=中央図書館

 25年度調査でも小学校4年生で1か月に4冊以上読むと回答したのは58.4%(同51.1%)で、全体的に見て、26年度調査結果と大きな変化はみられない。
 この結果は学力(国語)にも反映されている。全国テストの結果をみると、浦安の小学校4年生で学力調査結果が目標値を上回ったのはほぽ60%で、全国平均を上回っている。これは子供たちに良好な読者習慣が身についているからではないかと― とみる教育関係者も
いる。
 浦安の子供たちが読書好きな理由は― 。
 市内の図書館や小学校、幼稚園で、読み聞かせや読書会などが盛んだからという。中央図書館では、火曜日から土曜日の午後2時30分から「えほんのじかん」を設けて、幼児を対象に読み聞かせをしている。これは30年前から続いている。親子が対象の絵本講座、分館でも幼児を対象にした読み聞かせなど、幼児と保護者、子供を対象にした本や絵本に親しむ催しが盛んに行われている。
 中央図書館の司書、相馬幸代さんは「お母さんには絵本の大切さを理解していただきたいし、絵本の時間ではお子さんは目を輝かせて聞いてくれています。小さいときから本に親しむ習慣を身につけてもらいたいですね」。
 入船北小学校では「なかよし読み聞かせ」の時間がある。毎週金曜日の朝、1~6年生のグループ仲良し班が一つの部屋に集まり、代表の児童が読み聞かせを行っており、25年度の本の貸し出し数は1人平均126冊にもなる。
 市内の多くの学校では保護者やボランティアなどによる読書活動が行われており、子供のころから本に親しむ機会が多い。幼稚園でも神明幼稚園がお帰りの時間に絵本を読んであげるなど、絵本に親しむ時間を設けているところもある。
 調査結果について市教委の指導主事(国語担当)石川三佳さんは「市では国語カの向上を目指しており、読書活動はその一環です。豊かな人間性を育むことにもつながります。国語力は教科のベースであり、その充実は大切です」と話している。

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