まだまだ元気、がんばります 高齢者ボランティアが独居者にお弁当

 浦安市も高齢化が進み、引きこもりがちな一人暮らしのお年寄りも増えた。そんな人たちにボランティアで手作りのお弁当を届けているグループがある。届ける方も60代から80代の人たち。地道な活動だが、これからも続けたいという。
 「おべんとうボランティアグループ」(小野寺節子代表)に所属する45人。3つの班に分かれ、毎週木曜日、社会福祉協議会のキッチンで調理班がお弁当を作り、お絵かき班がそれを季節感あふれるかけ紙で包み、配達班に引き継ぐシステムだ。
 グループには夫妻で参加している人たちがいる。

おべんとうボランテ ィアグループ

お弁当づくりに頑張るボランティアグループの人たち
(社会福祉協議会のキッチン)

 今泉美地子さん(80)はこの活動に参加して約28年。調理班に所属し、月2回の決まりだが、人手が足りないときはしばしば手伝いに出る。
 夫の紀久男さん(88)は配達する人が足りないからと美地子さんに口説かれて参加した。10年間続け、昨年秋に引退したが、高齢者の集まりには今でも率先して足を運ぶ。
 美地子さんは「みなさんに教えられることが多く、逆に元気をもらっています」と話す。
 大栗基司さん(70)は配達班のリーダー的存在。妻の友己子さん(63)が参加する調理班の弁当をせっせと配る。
 グループ最年長は、お絵かき班の今宮良子さん(87)で、この班では新井キミ子さん(84)も頑張る。活動年数が一番長いのは飯島町子さん(77)で、36年を数える。
 お弁当の届先は一人暮らしで収入が少ないなどの条件にあう高齢者で、対象は現在49人。月2回、昼食に届ける。
 材料は旬のものを中心に、ボランティアが献立を考え、衛生面をチェックしながら約3時間かけて作成する。この間、立ちっぱなしでも文句一つ出ない。費用は社会福祉協議会が支援するが、ボランティアには手当てはない。
 小野寺さんは「高齢者が頑張っている姿勢が、多くの方のお手本になればと思います。皆さんにはこれからもぜひ頑張っていただきたいですね」。


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