浦安点描: 昭和を彷彿させるべか舟

昭和を彷彿させるべか舟

 秋のやわらかな日差しを浴びて、べか舟が水面を走る。漁師町として最も活気のあった半世紀前の昭和27年ごろを彷彿とさせるべか舟の艪を操るのは郷土博物館のボランティア「もやいの会」のメンバ―、竹田忠雄さん。訪れた子供たちが “ミニクル―ズ” を楽しんでいる。
 堀江・猫実地区の境川や当代島地区の船圦川には、かつて隙間がないほどの船が係留されていたという。当時は、浦安の船の8割以上がぺか舟などの小型の無動力船たった。
 奥の屋外展示場にあるのは、江戸川から平成9年に引き揚げられ、復元された静岡・鈴木鉄工所製の「焼き玉エンジン」。耳を澄ますと、赤銅色に日焼けした漁師さんの野太い声が聞こえてきそうだ。


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