元企業戦士たちが情熱を燃やすサウンド

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浦安オールディーズバンド

 かつての企業戦士だちが、ギターやテナーサックスを手に集合しバンドを結成、60年代に流行ったポップスを中心に、ボランティア的な演奏活動に情熱を燃やしている。

 「浦安オールディーズバンド」。9人のメンバーの平均年齢は64.2歳。団塊の世代が定年後に、趣味を活かして”第2の人生”を楽しむ親爺バンドだ。

 毎月第1週目の土曜日、美浜4丁目のりーダー、田中光男さん(66)宅にメンバーが楽器を携えて集合する。職業を聞くと、元警視庁警視、元JAL国際線機長、マンション管理士、演歌歌手、企画会社経営‥。
 現在、完全に仕事を離れているのは2人だけで、7人は一応現役。でも自由がきく時間はたっぷりあり、時々平日にも練習に集まるとか。

浦安オールディーズバンド

練習に取り組むオールディーズのメンバー

 バンド結成のきっかけは、地元町内会のお祭りで出演話が持ち込まれたことから,田中さんは60年代にグループサウンズ「アイドルス」(前身はザ・ジャイアンツ)に所属しレコードも出したが、あまりヒットせず(失礼!)、その後出版社に勤務する傍ら東京・銀座でライブハウスを経営していた。

 店のママは典子夫人(61)=ボーカルとタンバリン担当。この店の常連客や仕事仲間らがバンド結成に乗り気になり、自宅を改造して防音地下室を増設。途中でメンバー交代はあったものの、バンド歴はもう25年を数える。
 元警視の勝昌勝男さん(65)はテナーサックス担当。自動車警ら隊や免許センター勤務の現役時代から「定年後は音楽をやる」のが夢だった。ドラムスの吉田明さん(64)=企画会社経営=はライブハウスの客として知り合った。60歳で楽器を購入してドラムの練習を開始した。

 レパートリーは200曲以上。取材した日は「ダイアナ」「悲しき街角」「長い髪の少女」などの練習に、全員が真剣な表情。
 それでも休憩に入ると、「俺たちはノーギャラ。演奏会が終わった後、一杯やるのがギャラだね」「これが楽しみでね。この飲み会があるからやっているようなものさ」と和気あいあい。

 ― 今後定年を迎える人へのアドバイスは?
 「自分から積極的に入っていかないとダメ。それと時間と健康な体、お金がペースにあること」
 ― 新曲は?
 「全然ない。古い歌を新たにレパートリーに加えることはあるかも」
    ◇
 次回ライブは12月17日18時から、市民プラザで。入場料は500円。
 問い合わせは田中さん(351・8501)。


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