浦安初! ストリートダンス・フェスタ

浦安初! ストリートダンス・フェスタ

 1980年代ニューヨークの若者の間に始まったというストリートダンス。最近では日本の津々浦々にまで広がりを見せているが、8月10、11日の両日、新浦安駅前の市民ブラザで「URAYASU ストリートダンス・フェスタ」が開かれた。浦安では初めてのイベントで、3公演すべてが満席の盛況ぶりだった。

ストリートダンス・フェスタ

ストリートダンス・フェスタの舞台で弾けるダンサーたち

 浦安在住のストリートダンスのブロたちが、昨年9月にURSストリートダンス協会(南健太朗会長、10人)を設立。「震災からの復興を目指す街をダンスで盛り上げよう」と、会員らが指導するダンスチームが集まり、市施設利用振興公社との共催で実現した。

 市民ブラザWave101の会場を覗くと、お腹に響くようなヒッブ・ホップが場内を包んでいた。お金を使わないで楽しめるからと始まった黒人文化を代表するリズムだ。このビートに合わせて10人から20人近い若者らのチーム群がステップを踏み、赤や青に変化する光の中で舞い踊る。220人収容の客席は満員で、壁際に立って、体でリズムを刻む女性や子供たちの姿も。2日間で計3回の公演だが、いずれもチケット完売で、最終公演は申し込みを断るほどだった。

 会長の南さんが浦安のストリートで踊り始めたのは20年前。その後マイケルジャクソン・ダンスコンテスト準優勝や2000年JAPAN DANCE DELIGHT優勝の経歴を重ね、現在はダンス教育に力を注いでいる。他の会員もストリートダンス20年以上の北川雄一郎さん、幼少からキッズダンサーとして活躍し、チームが大学日本1に輝いた若手の近藤哲史さんら10年以上のキャリアを持つ一流アーティストぞろい。全員が浦安住民で、うち半数が浦安生まれという。
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南健太朗会長

南健太朗会長

 南会長に、フェスタ開催の狙いなどを聞いた。

-なぜこのイベントを?

 ダンスで震災にあった浦安の街を勇気づけたいと思って。マンホールの片付けや炊き出しなどのボランティアもやってきましたが、自分たちのできることの一番はダンスですから。それに最近はニセモノが多くて、本物の楽しさをきちんと伝えたくて

-ニセモノというと?

 音楽を大切にしない人が増えた。踊り(振付)の順番だけを追いかけるのです。音があってのダンス。早い段階できちんとしたスタートラインに立ってほしい、年齢がいくと戻れないですから

-これからの目標は?

 ダンスを通じて健康になり、青少年のコミュニケーション能力も高めたいと思っています。さらに大人を対象にしたダンス教室の活動にも力を入れています


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