復興・復旧、少子高齢化などに注力  松崎市長インタビュー

復興・復旧、少子高齢化などに注力

松崎市長 インタビュー

 松崎秀樹・浦安市長は新年度がスタートするにあたり、本紙のインタビューに応じた。
 そのなかで松崎氏は「26年度は一般、特別会計合わせて初めて予算規模が1000億円を突破した。復興・復旧の正念場で反転攻勢の年にしたい。年度末には進捗率85%を目指し、浦安ブランドの再生と創生を果たす」と力強く述べた。
 また、同市の重要行政課題の「少子高齢化対策や、元町再整備などにも注力していく」と、今秋の市長選を控え、課題解決に向けて全力で取り組む姿勢を強調した。
 主な発言内容は次の通り。

松崎市長

新年度の方針などを語る松崎市長

【復興・復旧】

 26年度の事業費全体は501億円の見込みで、生活道路は200億円以上を投入し、年度末には進捗率85%で終えたい。また、公共下水道は同92%を目指す。

【少子化対策】

 市の出生率は24年度1.04で、千葉県の1.31、全国平均1.41をも下回っている。入船北小では1~6年が1クラスずつでクラス替えもできないため同小を入船南小に来年、統合せざるをえない。厚労省・内閣府から「先進モデル市としてやってほしい」といわれているので、少子化対策基金30億円を設け、妊娠・出産・育児・就学まで切れ目のない支援で今後10年で人口維持に必要な出生率2.08のめどをつけたい。

【高齢化対策】

 一方、市の高齢化率も14.68%(3月現在)で、日本25.10%(25年4月同)や千葉県22.80%(同)を下回っているものの、”高齢社会”に突入。しかも中町の美浜3丁目が38. 65%と突出、元町の猫実3丁目が23.92%に対し、新町の日の出4丁目は1.16%と広がる”地域間格差”と”世代交代”が課題。地域内分権が必要で人材を活用していきたい。

【元町再整備】

 関東有数の過密密集市街地の区画整理事業も終盤を迎え、不燃領域率(燃え広がりにくい割合)が昨年12月現在で、12. 1%が57.4%に、焼失率も90%から2%にそれぞれ改善。幅員12メートル道路で堀江と猫実が繋がり、利便性・安全性が向上。

 このほか、27年度からの給付型奨学金導入で制度見直し▽路線バス乗り継ぎ運賃の負担軽減をべイシティ交通と協議▽旅券申請と受け取りを市でできるよう県に働きかける▽防災ラジオを有償配布(市民負担1000円)などについても明らかにした。


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