認知症は三位一体で 10周年で地域ケア・セミナー開催

舞浜セミナー

認知症は三位一体で、10周年で地域ケア・セミナー開催(舞浜倶楽部)

 スウェーデンのノウハウを取り入れた「舞浜倶楽部」(高洲1-2)が設立10周年を迎え、9月31日「認知症の人と家族を支える」をテーマに地域ケア・セミナーを開いた。

 最初に松崎秀樹市長が「高齢者福祉の向上を、浦安から全国に発信している舞浜倶楽部に感謝します」とあいさつ。このあと、著書やテレビなどで認知症研究者として知られる国立長寿医療研究センター内科総合診療部長、遠藤英俊氏が基調講演した。

認知症をテーマに講演する遠藤英俊氏

認知症をテーマに講演する遠藤英俊氏

 遠藤氏は認知症高齢患者数が462万人と増えており、予備軍を含めると800万人時代を迎えると報告。早期発見と治療で症状の進行は予防できると話し、ケアについては傾聴から対話重視になってきていると話した。
 また介護する人を支えることの大切さを強調。それには地域と行政、医師、介護事業者の連携が欠かせないと訴えた。
 認知症の予防に有効なものとして、(1)毎日30~50分の早足散歩を週3回以上、(2)食事では赤ワイン‥を上げ注目された。

 セミナーはこのあと、佐藤光男常務が地城とともに歩んだ10年間を振り返り、「人格の尊重、いつも学ぶ姿勢、やさしさ、チームワークの4点が我々スタッフの精神」と話した。

 次いでグスタフ・ストランデル社長がビデオや放映されたテレビ番組などを使って「スウェーデンと日本における親孝行のお手伝い」について講演。
 「認知症の親に孝行するには地域や社会のサポートが必要で、舞浜倶楽部の使命でもあります。自分か望む生活をしたいという思いを支えてあげる気持ち・・・日本もスウェーデンも同じ」

 最後に、六井元ー会長が「これからも舞浜倶楽部はこの地にあり、10年先かもっと先には私も入居して、”ああ極楽だ”と言っています」とユーモアたっぷりの言葉でセミナーを締めくくった。

 同倶楽部は市と協働で、認知症対策には家族、介護事業者、地域が一体となってあたる「三位一体化計画推進事業」に取り組んでいる。


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