アフリカの子供に楽器寄贈 NPO団体が市校長会に協力要請

音楽パワーは国境を越える 浦安の子も自発的に参加を

 「音楽は国境を越える。浦安の子供たちにも興味を持って自発的に活動に参加して」―。アフリカ中部の途上国の子供たちに楽器を寄贈する活動をしているNPO団体「AIMEC」の浦安市代表理事・笠原磨里子さんが7月3日、同市の校長会で協力を要請した。笠原さんらが6月初旬、鈴木忠吉同市教育長を訪ねたところ、鈴木氏は「学校単位のほうが動きやすいので、校長会で活動の趣旨に共鳴する学校があれば紹介したい」と応じ実現した。

楽器寄贈の協力を要請

鈴木教育長(左端)に楽器寄贈の協力を要請する右から笠原、秋元の各氏

アフリカでの楽器寄贈

アフリカでの楽器寄贈= 3 月、タンザニア

 AIMEC=子供のための国際音楽交流協会(岩井光祐理事長)は神奈川県南足柄市に本部があり、平成22年1月から活動開始。今年3月にはウガンダの首都・カンパラに同市からの小型消防車を寄贈。
 同時に2月から3月にかけ、ルワンダ、ウガンダ、タンザニアの3カ国で鍵盤ハーモニカやリコーダーを寄贈しながら、現地の子供たちと交流してきたという。
 こうした活動を「平和の輸出」と名付けているメンバーの秋元敏さんは「日本の子供たちには使わなくなった楽器を寄贈するのがきっかけで海外に目を向けてほしい」と話す。
 笠原さんは「アフリカ現地のブラスバンド楽器はボロボロ。使わなくなった楽器を贈ることができれば…」と訴えている。
 同市では個人所有で使わなくなった楽器20台を2月に同団体に寄贈している。

 校長会で笠原さんはAIMECの活動紹介資料とアフリカツアーの報告書を参加者に渡して、同団体の理念を説明した。
 この中で笠原さんは「世界の子供たちに楽器を送る活動を継続している。子供たちの国際理解の一助となり、国際協力や世界平和につながる活動にしていきたいので、授業や部活等で取り上げていただける学校があれば連絡してください」と訴えた。
 鈴木氏は「草の根からの交流は時間がかかるので、各小中学校の判断になる」としている。
 AIMECでは市民へも楽器寄贈の協力を呼びかけている。
 問い合わせは笠原さん でんわ090・9330・3815まで。


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